間違ったヘアケアは逆効果!本当に知っておきたいヘアケアの基本

間違ったヘアケアは逆効果!本当に知っておきたいヘアケアの基本

 

こんにちは!cocoです。
「髪は女の命」といいますが、美しい髪はそれだけで女性を美しく見せてくれますよね。

安室奈美恵さんなど、しっとりとした流れるような髪の美しい女性は本当に憧れます!

シャンプーやトリートメントなどのデイリーケア、自己流のやり方が間違っていると、逆に髪にダメージを与えてしまうってご存知ですか?

私もカラーやストレートパーマなどでぱさついた髪がコンプレックスでしたが、ヘアケアの基本を忠実に守ることで「髪、綺麗だね」と言われるようになりました。

今回は、本当に知っておきたいヘアケアの基本をまとめてみました。

まずは髪と頭皮の基礎知識を知ること

美しい髪を手に入れるためには、髪の基本を知ることが大事です!

髪が成長するしくみ

髪は「毛根」によって成長します。
髪の毛は、頭皮の表面から出ている毛管(=髪の毛)と、頭皮の中にある毛根からできています。

聞いたことある方もいるかもしれませんが、髪の毛には自分で再生・修復する力がありません。そのため、髪の成長には毛根が深くつながっています。

髪の毛が成長するには「ヘアサイクル」と呼ばれるサイクルがあります。
そのサイクルは

1.毛根の先のふくらんだ部分「毛球」にある「毛乳頭」が、髪の毛をつくる指示を「毛母細胞」に出す。

2.その指示をうけて毛母細胞が分裂し、髪の毛となって成長する。

3.成長した後に自然に抜けて、再び抜け落ちた毛根から新しい髪の毛が生えてくる。

という過程の繰り返しになりますが、このヘアサイクルが乱れると、髪は未熟な状態で抜けてしまいます。

2.髪の構造

髪の毛は3つの層から成り立っています。

中心をメデュラ(毛髄質)、その周りをコルテックス(毛皮質)、表面をキューティクル(毛小皮)と呼び、それぞれが違った働きをしています。

中心のメデュラは、パーマのかかりやすさや毛の細さや太さなどに関係します。

髪の毛の大部分を占めるコルテックスは、ヘアカラーやパーマに作用し、また、キューティクルは保護膜のような働きをして外部刺激から髪内部を保護します。

このキューティクルですが、非常に薄い膜で乾燥や摩擦に弱く、髪の構造の中でも最もダメージに影響します。
このキューティクルが髪のツヤを守っているため、これが乱れると髪がパサツキやすくなります。また、キューティクルがはがれて表面がザラザラになってしまうと光沢を失い、ツヤも手触りも悪くなってしまいます。

反対に、キューティクルが整っていれば、ダメージから髪を守ってくれるので、健康な髪でいられる。
よくトリートメント剤などに「キューティクルを整える」とあるのは、そのためですね。

本当に知っておきたいヘアケアの基本〜シャンプー編〜

毎日正しくシャンプーをすることは、健康な頭皮をつくります。

健康な頭皮とは、やわらかく軽い弾力がある状態。
頭皮をもみながら動かし、スムーズに動かないくらい硬い感触なら、頭皮が弱っている証拠。

健康な頭皮をつくることは、顔のたるみやむくみ防止にもつながります。

頭皮と顔の皮膚は1枚の皮でつながっていますので、頭皮がほぐれれば顔の皮膚までほぐれます。そして、頭皮の血行がよくなることで、顔全体の血行が良くなり、肌のトーンもアップします。

頭皮が硬い!という方は、シャンプーの方法を見直したり、頭皮マッサージをしてみましょう。

正しいシャンプーの方法

1.ブラッシングする

シャンプー前にブラッシングして、髪の毛についた汚れを落とします。毛穴につまった皮脂や老廃物などブラシがかき出してくれるので、シャンプーの洗浄効果がアップします。

2.予備洗い

38-40度のお湯で、髪の毛と頭皮をしっかりと濡らします。
この予備洗いをすることで髪の毛の汚れの大半を落とすことができます。
そして、シャンプーをした際に泡立ちがよくなり、摩擦や頭皮への負担を減らすことができます。

3.シャンプーを手に取る

ミディアムヘアで1プッシュ位(髪の量に応じて変えてください)のシャンプーを手のひらにとり、お湯を混ぜて軽く泡立てます。
原液をそのまま頭皮につけてしまうと全体にいきわたらず、洗い残しの原因になりますので必ず手のひらで伸ばすことが重要です。

4.頭皮につけて泡立てる

シャンプーを頭皮全体につけて、指のハラを使ってしっかりと泡立てていきます。

5.頭皮をマッサージするように汚れを落とす

指のハラで頭皮をもむようにして洗います。とくに洗い忘れが多い耳裏から後頭部と襟足は意識して洗いましょう。

6.しっかりとすすぐ

シャンプーのぬめりがなくなるまで、しっかりと洗い流します。
すすぎ残しがあると、毛穴のつまりや頭皮のかゆみ、ふけの原因になります。

シャンプー剤は頭皮を洗うように地肌につけて、頭皮をしっかりと洗うことが大切。
シャンプー前にブラッシングすることもポイント。

こんな人は要注意!間違ったケアはダメージの元。

1日に2回以上シャンプーをしている

一時期「朝シャン」なんて言葉も流行りましたが、実はこれは間違ったケア方法。

シャンプーをしすぎると頭皮の必要な皮脂膜をとりすぎてしまい、頭皮の炎症や切れ毛に繋がります。
また、必要以上に皮脂をとってしまうことで、余計に皮脂の分泌が促され、頭皮がべたついてしまう場合もあります。

夏場の季節や運動後などを除いて、シャンプーは1日に1回にすること。

また、シャンプーをするのは朝よりも夜が良いです。というのも、日中活動した汚れや汗、皮脂などがついたまま寝てしまうとと頭皮環境を悪化させる要因になってしまうからです。

髪は22時から2時の間の睡眠でつくられますが、その時に頭皮環境が良くないと健康な髪が伸びてきません。

サロンなどで定期的にヘッドスパをするなど、スカルプ(頭皮)ケアを行うのもおすすめです。

髪の毛だけを洗っている

シャンプーは髪の汚れを落とすことが目的ですが、髪の毛よりも頭皮を洗うことが重要になります。

頭皮はゴシゴシと洗っても良いのですが、髪の毛は頭皮をゴシゴシとした時にできる泡で撫でるようにするだけで十分なんです。

汚れの大半はお湯で流すだけで落とすことができますので、余分な皮脂を落としてマッサージしながら洗うことを意識するのが大事です。

頭皮が綺麗に洗えていないと、皮脂が出て、髪全体のボリュームダウンがダウンします。また、皮脂がたまり毛穴をふさぐと、毛穴の形が変形し、直毛の人もくせ毛のように髪がうねってしまう場合もあります。特にもみあげや襟足、こめかみはこの皮脂性のくせがでやすいので、しっかりと洗うようにしましょう。

頭皮をしっかりと洗い汚れや毛穴のつまりをとることで、頭皮環境が整い、健康な髪の毛が生えてきます。

髪の毛を乾かさずに就寝している

乾かすのが面倒だからといって濡れたままで寝ていると、キューティクルがはがれてしまったり、においや抜け毛の原因になります。

髪を健康に保つためにも、しっかりと髪を乾かし、キューティクルを閉じさせてから就寝しましょう。

トリーメントを髪全体につけている。

トリートメントを頭皮までつけている方は注意。

頭皮にまでトリートメントをしてしまうと、毛穴などをつまらせる原因となってしまいます。
毛穴がつまると抜け毛などダメージの原因となりますし、傷んでいるのは主に毛先のため、耳下から毛先に向かってつけるようにしましょう。

髪の毛をタオルでゴシゴシ拭く

ドライヤー前にタオルでゴシゴシと拭いてしまうと髪に強い摩擦が加わり、痛みの原因になります。
タオルで優しく包み込み、水気をふきとるようにすることでダメージを軽減することができます。

本当に知っておきたいヘアケアの基本〜トリートメント編〜

正しいトリートメントの方法

1.水気をきる

トリートメントを深く浸透させるために、シャンプー後は毛先の水気をしぼっておきましょう。

2.トリートメントを手に取る

トリートメントを手に取り、手のひらにのばしてから髪につけていきます。

1箇所だけにのせて髪につけると、髪全体に均等に行きわたりませんし、多めにつけた部分が流しきれずにベタつくことがあります。

3.中間から毛先につける

手のひらで髪をはさみながら、中間から毛先にむかってトリートメント剤をつけていきます。

4.手ぐしでなじませる

手ぐしを通すようにしてトリートメント剤をなじませます。数回繰り返し、毛先までしっかりとつけましょう。

浸透させるために、3−5分間放置するとよいです。

5.すすぐ

中間から毛先を軽くしぼり、トリートメント剤をなじませてから、お湯でしっかりとすすいでいきます。

トリートメントのヌルヌル感がなくなったらすすぎは完了です。

トリートメントをする際のポイント

トリートメントは頭皮ではなく、毛先につける

トリートメント剤はシャンプーとは逆に、頭皮につけるとダメージの原因になってしまいます。

トリートメント剤の多くには洗い上がりをよくする油分やシリコンが大量に配合されているため、頭皮につけると毛穴をつまらせてしまいます。毛穴がつまると、正常な髪の毛の成長が妨げられ、細毛や抜け毛、くせ毛の原因にもなります。

頭皮環境が悪化すると、炎症を起こすこともあります。

また、髪の毛で傷んでいるのは主に毛先で、根本にダメージはほとんどありません。トリーメントは毛先につけることを徹底しましょう。揉み込むと効果もアップします★

トリートメントは「毎日」行うこと

「トリートメントはスペシャルケア」なんてよく聞きますが、正しくはデイリーケアです。
現代人の髪はダメージを受けやすくなっているため、美しい髪でいるためには、毎日トリートメント剤を使うことが基本です!

蒸しタオルをすると効果倍増

トリートメントをなじませて時間を置く時に、熱いお湯にタオルをつけてしぼった蒸しタオルで髪をつつみこみます。

髪を温めることでキューティクルが開くため、より浸透しやすくなります。

本当に知っておきたいヘアケアの基本〜ドライ編〜

日頃のヘアケアとして、何よりもダメージが大きいのが「濡れたままにすること」。

髪濡れているとキューティクルが開いているため痛みやすく、そのまま寝てしまうと髪の毛同士や枕で摩擦が生じて、キューティクルがはがれてしまうんです。

また、頭皮にとっても長時間湿った状態でいると雑菌が繁殖しやすくなり、においやカビの原因になります。

タオルドライでしっかりと水分を拭き取り、ドライヤーを使って頭皮までしっかりと乾かすという正しい乾かし方を身につけることが大事です。

正しい髪の乾かし方

1.頭皮をふく

髪の毛の水気をしぼったら、頭にタオルをかぶせて、指のはらで頭皮をマッサージするようにふいていきます。頭皮をしっかりとタオルドライすることで、ドライヤーの時間も短縮でき、熱からのダメージを避けることができますし、時短にも繋がります。

2.真ん中から毛先をふく

タオルで髪を挟み込み、ポンポンと叩くように水分を拭き取ります。左右にゴシゴシ拭くと髪が擦れてしまうので注意します。

3.アウトバストリートメントをつける

タオルドライ後に、洗い流さないトリートメントをつけるとドライヤーの熱から髪をまもってくれます。

4.ドライヤーをする

まずはこれはくせが出やすく、ほうっておくと変なくせがつきやすい前髪や顔まわりの髪を乾かします。前髪の根本を中心にドライヤーをあてましょう。

次に後頭部の頭皮を中心にドライヤーをあて、髪の根本から毛先にむかって乾かしていきます。

最後に、中間から手ぐしですきながらドライヤーをあてます。

頭皮全体が乾き、髪が8割程乾けば終了。
乾かし過ぎも髪の毛が痛む原因になるので注意が必要です。

オススメのドライヤーはマイナスイオンのもの。
髪に水分を閉じ込め、しっとりとした乾き上がりになります。

本格派には美容室でもシェアNo.1のNobbyはオススメ。



 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

髪にダメージをもたらす原因は、日々の何気ない行動の蓄積と間違ったヘアケア。

良かれと思ってやっているヘアケアでも、間違った方法では逆効果になってしまいますよね。

正しいヘアケア方法をマスターして、綺麗な髪を手に入れましょう!

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coco.

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